ポツネン。 | つれづれの極み。

ポツネン。

どうしても2005年最後の日を小林賢太郎と一緒に過ごしたくて大晦日のチケットを買った。この忙しい時にと思ったけどどーしてもこの日が良かったの~~~。

でね、ぶっちゃけ最初の方そこまででもなくて、ちょっと寝ました。ありえーん。完全なる想定外。そんなこんなで中盤まであんまり気分が乗らず早く終わらないかな~来なきゃ良かったかもとか思ってしまったのだが、いつの間にかぐんぐん引き込まれていって、最後の演目が終わった時なんて感動して泣きかけていた。コントの内容は勿論良いんだけど、それはそれはどっちかってと感心なんだよね。何が感動したってねぇ、構成の素晴らしさ。コントを見終わると、前半のコントの中の伏線やフライヤーのデザインが何であんななのかとか全部がつながるんですよ!こんっなに練られた芸って多分他に無いと思う。だっていくらコントをうまくまとめあげたからって感心こそすれど感動はないでしょ!?普通。まして中身に感動なら無い話ではないけど構成にだもん!もう彼は天才としか言いようがないね。天才。しかもきっと、その天才が悩みに悩み抜いた末に生み出した舞台だと思う。コントだって人を動かすことが出来るんだよ!これはソロコントライブって銘打ってるけどもはやコントの領域ではないね。これは芸術作品だ!間違いない。完全なるアートだよ。そして演じてる小林賢太郎自体が演目中は淡々としてるけど終わった時にホントにやりきったって感じでそれがまた感動に拍車をかけた。日本じゃなかったら絶対にスタンディングオベーションしてたよ。拍手がほんっとに鳴り止まなくて、やっぱりそれだけ素晴らしい舞台だったんだなって思った。


なんか熱っぽく語ってしまったけど……まぁ良かったらDVDでも出た時に見てみて下さいな。